メールマガジン 為替 今日の動き(市況)について 今日の動きは主に東京市場(8:00〜管理人投稿まで)の為替 取引における世界の動きで複数の情報源から得られた 情報を管理人が一つにまとめて独自の表現であらわしたものです。 同じ情報に対して、二、三の情報源より比較検討を 行っていて、情報の信憑性を裏付けています。 また、情報は事実の断片をジグソーパズルのようにつなぎ合わせて体系化しています。 これを見ることで夕方以降の世界の各機関投資家の 思惑が透けてみることができます。 この情報はメールマガジンを発行することで皆さんにお届けしています。 基本的に土日以外の週5日発行しています。 メールマガジンのご登録はこちらです。 更新は為替市場が開いている19:00〜21:00くらいを予定して います。(管理人の都合により遅れる場合があります。) また編集管理人の仕事関係の都合上、平日であっても休刊をさせていただく 場合がありますことをご了承ください。 遅くなっても、なるべく発行するようにはしています。 市場の大勢心理 市場参加者の心理描写が描かれた情報をピックアップしています。 市場参加者の大衆心理でレートが動くことが多いからです。 長期的な為替の変動を予測する上で役に立つことが多いです。 市場心理を知ることは非常に大切です。この市場心理がトレンドを転換させ その後の方向性を形成します。市場心理を研究することはトレンドの変化の 予兆をいち早く知ることができます。 気になる情報 管理人が気になる情報や、市場を大きく左右するイベント、事件など をピックアップしてます。 機関投資家の売買ベクトル(矢印)の意味について ユーロドル 欧州中銀1.1989→1.2085 これは、欧州中央銀行がユーロドルをロングで、1.1989から1.2086まで 買いあがったことを意味します。機関投資家の売買はあまりに巨額のため 同一レートでの売り手を消化して、すべてのロング注文が成立するまでレートが変動します。 そのために1.2086まで売買によってレートに影響を 与えたことを意味します。 ポンド円 中東勢↑207.50付近 これは、中東勢がポンド円をロングで207.50付近”まで”買いあがったことを 意味しています。いくらのレートから買い始めたかは不明です。 ポンド円 中東勢207.50付近↑ もし、レートの後に矢印がついている場合、これは上記のようなレート前に表示される矢印 とは意味が違い、中東勢が207.50付近のレート”から”買いあがった ことを意味します。いくらのレートまで買いあがったかは不明です。 ↓のものは売り下がったことを意味します。 矢印の位置や上向きの↑とは逆を意味します。 下はサンプルです。 ドル円戦局 ロング勢 モデル系ファンド勢116.85 ショート勢【撤退準備】117.00-117.10幅 ロング勢【展開待機】116.50-116.70幅 ショート勢 ショート勢【展開待機】116.90-117.00幅 ユーロ円戦局 ロング勢 モデル系ファンド勢140.21→141.15 ショート勢【撤退準備】(散発的)141.00以上 中東勢↑141.04 ロング勢【展開待機】140.20 ポンド円戦局 ロング勢 中東勢↑207.50付近 スイス円戦局 ロング勢 モデル系ファンド勢↑91.47 ユーロドル戦局 ロング勢 ショート勢撤退1.2055 中東勢の追撃1.2085 欧州中銀1.1989→1.2085 米系企業勢ショート決済1.1989→1.2085 ロング勢【展開待機】1.2000-1.1900幅 ショート勢撤退1.2055 ショート勢 ロング勢【撤退準備】1.1960付近 市場の大勢心理 ECBユーロ圏政策金利2.00%据置予想大勢。 スイス3ヶ月物銀行間貸出レート(政策金利)利上げ予想あり。 →スイスフランロング 円以外の政策金利上昇継続を予想する市場参加者が増えている。 気になる材料 米週間原油在庫予想を上回る→原油安59.20 11/3フランス国債発行予定→ユーロロング 【ユーロ債発行】 オランダ化学メーカーDSM DSMN.AS(3億ユーロ規模) 英キングフィッシャー(欧州最大手のホームセンター) KGF.L (5億ユーロ以上規模)11月2週以降 →ユーロロング 欧米系銀行JPモルガン 来年5月における政策金利予想4.50→5.00%に上方修正。 →ドルロング 豪、テロリスト攻撃の警告報道→豪ドルショート ロート・スイス中銀総裁発言 「豪州はテロ警告を受けて地政学的リスクが高まっている。」とコメント →豪ドルショート、スイスフランロング ドルスイス1.2864→1.2760 RBNZボラード総裁 「インフレも、2007年には同銀目標レンジの2.0〜3.0%に低下する。NZドル高 を警戒している。」とのコメント →NZドルショート →NZD/USD↓0.6920 今日の動き用語集 陣地構築・・・その値段で防戦的な買い注文、または売り注文が並んでいること。 撤退・・・機関投資家の設定してあったストップロスがヒットしたこと。 【撤退準備】・・・ストップの指値注文があること(逆指値注文)。 【展開待機】・・・レート一帯に指値注文があること。 陣地陥落・・・防戦の注文がすべてヒットして値が突破した場合。 追撃・・・投機勢に見られるようなストップロスをヒットさせようとする動き。 欧州勢参戦・・・欧州市場がオープンになり、欧州勢の注文の動き。 CTA勢・・・米などの資産運用、商品投資顧問会社。短期スペック勢とも呼ばれる。 コモディティ系・・・CTA勢とほぼ同じ、コモディティとは商品取引を指す。 モデル系・・・ビジネスモデルといわれるコンピュータ売買システム。 で運用する短期型投資ファンド。 モメンタム系・・・テクニカル的に運用しているファンド機関。 オーバーレイ系・・・為替専門運用会社。リスク管理の上で運用する場合が多い。 カストディー系・・・顧客資産管理などの投資運用金融機関、長期的運用型機関投資家。 カストディアン系とも呼ばれる。 アーリーバーズ・・・国際的金融機関、投資などのサービスもある。 マクロ系ファンド・・・マクロ経済指標から為替レートを予測して運用するヘッジファンド。 リアルマネー系・・・国内で言う投資顧問とか生命保険会社のような機関投資家。 ヘッジファンドよりローリスク安定的に運用する特徴がある。 アセットマネージャ・・・不動産運用を主に行う投資信託委託業者 |